【エチオピア】世界一過酷 ダナキル砂漠ツアー

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世界一過酷といわれるツアーってしってる?

世界一過酷と言われているのが、ダナキル砂漠ツアーです。

エチオピアにあるダナキル砂漠を回るツアーで、エチオピアのメケレという街から車で移動するツアーです。
砂漠ということもあって、日中は車の中でもエアコンが壊れたら死ぬかと思うくらいメチャクチャあついです。冬でも日中の気温が40度以上になる世界でも暑い地域として知られています。

あまりにも熱いので、11月~2月頃がツアーのベストシーズンのようです。

ダナキル砂漠ツアー

 

出発地

メケレ(エチオピアの首都であるアディスアベバから飛行機で1時間30分弱でつきます。)

エチオピア航空は、国際線に乗ると、国内線が半額になるので、エチオピア航空でエチオピアに行くとお得です。

現地ツアー会社

一番日本人に有名なツアー会社 Ethio Travel and Tours(ETT)

(2019年1月に行きましたが、走っている車を見るとETTが多そうです。メケレ空港からETTまでは事前予約していると無料でETTまで連れて行ってくれるようです。予約していないですが、ETTにのツアーに参加する予定といってたら、それっぽい人が無料で連れて行ってくれました。)

参加者は旅上級者の日本人がたくさんいました。

日本の会社でもツアーをやっているところがあります。

期間

2泊3日か3泊4日
(3泊4日にしました。内容はあまりかわらないですが、短い時間で回るとそれだけハードです。)

概要

砂漠周辺の火山や塩湖などを4WDで回るツアー。登山は歩く必要あり。

4WDは1台でなく、集団で動きます。繁忙期のせいか、1台ミニバンもありました。

屋根に積んでるのはマットレスです。

料金

交渉次第ですが、400ドル~500ドルくらいです。(350ドルにしてもらいましたが、値引きしすぎたせいか、初心者の運転手を割り当てられた気がします。。道に迷いました。)

日本のツアーの人たちがいましたが、日本人の添乗員がいたり、細かい点で色々サービスがいい気がします。

ダナキル砂漠スターに含まれているもの


  1. (自分で持っていったのですが、十分な量の水がありました。)
  2. 食事
    (三食ついてます。料理を作ってくれる人もついてきてくれてます。)

  3. (サービスしてくれた気もしますが、ついてました。2日目は街だったので自腹で外で買いました。)

ダナキル砂漠ツアー必須の持ち物

  1. 帽子
    (砂漠で熱いのであったほうがいいです。持ってない人もいましたが。。)
  2. サングラス
    (火山も噴火口まで行くので、サングラスや眼鏡、ゴーグルなどがあったほうがいいです。)
  3. 懐中電灯
    (ガラスのような溶岩がある山をライトのない夜中に登るので必須です。頭に着けるやつが便利です。)
  4. マスク
    (半端ない硫黄の煙で、目も鼻もやられます。工事現場用のマスクを持っていったのですが、正解でした。)
  5. 日焼け止め
    (車の中も窓際は40℃の日差しなので焼けます)
  6. タオル
    (熱いので汗をかくし、車でも日差し対策であったほうがいいです。)
  7. 水着
    (塩水や温泉みたいなところに入れるのであると便利です。)
  8. トイレットペーパー
    (野宿の日はトイレもないです。必須です。)
  9. 長ズボン
    (火山は岩場なので半ズボンだと結構擦りむいたりしてる人が多かったです。)
  10. リュック
    (山登り用のデイバックです。小さくても大丈夫です。)
  11. ボールペン
    (街中の子供は勉強熱心なのでボールペンを沢山持って行ってあげると喜びます。)

3泊4日の観光ツアー

1日目

朝ホテルまで迎えに来てくれて、ETTまで言って、そこから4WDで出発です。ネットを見ると、荷物をETTに預けた人もいるみたいですが、4WDのトランクに積んて行きました。

アサレ湖

塩湖と言えば、南米のボリビアのウユニ塩湖が有名ですが、ダナキル砂漠にもアサレ湖という塩湖があります。
ウユニ湖にも、乾燥した塩湖と水がはって反射する塩湖が見れますが、ここでも同じように二種類の塩湖を見ることができます。ウユニの方がきれいですが、ここでも十分満足できるかもしれないです。

ここで、音楽が流れる中、酒を飲みながら夕日を見てました。

夜ごはんはこんな感じで作ってくれます。

近くで、この上にマットレスを引いてねます。夜はちょっと寒かったのでユニクロのダウンジャケットを持って行って正解でした。

 

2日目

ダロール火山

あのドラゴンボールに出てくるナメック星ににているといわれるダロール火山。世界で最も低い噴火口と言われるだけあって、山という感じは全くしないです。

鉱物と塩水が、マグマで熱せられて地表に噴出してできるカラフルな景色です。あちこちで、ブクブクお湯のようなものが沸いていて、様々な色に変色していきます。

噴火口も変化するので、次の週に行くと同じ景色はみれないそうです。

歩いていくと、硫黄のにおいがする池がありました。これは天然のミネラルウォーターだとか言ってたけど、ミネラル多すぎでしょう。

ちなみに歩いてたらぬかるみにハマり、この池に落ちかけて靴が変色して大変なことになりました。

塩の採掘場

塩湖があるだけあって、塩の採掘場があり塩を採掘して形を整えて、ラクダに載せてました。かなり重労働だと思います。更に、2か月くらいかけて街まで届けるみたいです。車の方がいい気がしますが。

この日は街で屋根付きの宿でした。ほぼ水ですがシャワーもありました。

宿のそばにはビールが売っている店とかいくつか雑貨屋みたいのがありました。

ちょうど歩いていたら学校帰りの子供たちがいて、勉強しているのを自慢されました。アメリカが教科書を配っているみたいで、英語で勉強しているため、エチオピアの英語のレベル結構高いです。小学生でも英語を話していました。日本マジでやばいです。

中学生くらいの男の子には因数分解の問題だされて、一瞬焦りました。

子供はみんな勉強熱心なので、ボールペンを欲しがります。是非たくさんもっていってあげてください。(これを知っていたら沢山もっていったのに。)

夜はやはりあまり治安がよくないようです。

何人かで飲みにでようとしたら、近所の子供達に変な人がいて襲ってきたりするから絶対行かないほうがいいと全力で止められました。

 

3日目

エルタ・アレ火山

途中、休憩をしながら火山麓につきます。そこで夕飯を食べて日が沈むのを待ちます。

昼間はあつすぎで登るのが無理みたいです。荷物は車に置いていき、山登りに必要な荷物だけをもって登ります。

かなり真っ暗な状況で登るので、ライトは必須です。短パンの人は溶岩の破片みたいので結構ケガをしていました。消毒液をもっていくといいかもしれないです。

結構ハードな山登りです。

山頂まで行くと、火山のガスで目も鼻もやられます。真っ暗ですが、サングラスとマスクをして歩きました。これは運しだいですが、結構ガスがすごいです。マグマも目の前で見ることができます。風向きが悪いときはかなり苦しくなりました。

15分くらいじゃないと体に悪いといってたのですが、40分くらいいました。

その後、すこし火山口から離れたところで寝ることになります。ラクダがマットレスをもってくるので、それを敷いて外で寝ます。ほんとの野宿です。

夜中に起きて、再度火山口にチャレンジしました。その後近くで日の出をみて下山。

下山は明るかったせいか、めちゃくちゃ遠く感じて、登山以上に疲れました。エチオピア人は歩くのめちゃくちゃ早い。この人たちとマラソンしている日本代表は偉すぎる。

その後、湖と温泉が混ざっているようなところで食事と軽く泳いで、ツアー終了です。

噂通り結構過酷なツアーでした。

おまけ:ラリベラの岩窟教会群

エチオピアでもダナキルに並んで有名なのが、ラリベラの教会です。

メケレではなくて、アディスアベバから飛行機で1時間くらいのラリベラ空港のそばにあります。

同じエリアに、いくつかの教会などがあります。現地の人は無料だと思うので、入り口とかはなくて、わかりにくいところでチケットを買って見て回ります。たまに外国人だとチケットのチェックをされます。

ここはエチオピアだけでなく、アフリカの人にとってはメッカという扱いをされています。本物のメッカには途中にイスラム教徒がいるため行けないのでここがメッカの代わりになったようです。

行った日は、エチオピアのクリスマスイブだったらしくて、アフリカ中から人がきて、大変なことになっていました。

エチオピアは日本と並ぶくらい歴史のある独立国です。また、人類発祥の地と言われており、現地の人は自分たちが人類のルーツだと思っています。

時間があればこっちも行ってみましょう。おすすめです。

貧しい国ですが、子供にあうと結構勉強しているので、そのうち経済力をつけてくるかもしれないです。もっと観光産業を頑張ればいいいのにと思います。

 

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