ドイツと日本って何が違うの?
日本とドイツの違い
国が違えば、文化も当然違います。日本とドイツはどちらも真面目で製造業が強く、経済は強いですが、生活習慣は結構異なります。
日本の方がいいこと・ドイツで不便だと思うこと
日曜・祝日は店は休み。
ドイツには閉店法(Ladenschlussgesetz)という法律があって、多くの店は日曜日と祝日は閉店しています。
スーパーも閉まっているので、土曜日に食べ物を買っておかないと、食べるものが無くなってしまいます。トイレットペーパーも買えないし、やっぱり不便です。(無駄使いしなくていいですが。)
食事については、Liferandoという宅配サービスだと、やっていることもあるので結構使ってます。
トイレが少ない
駅とかでもトイレがなかなか見つからないです。あっても有料です。飲食店には当然ありますが、ファーストフードだとレシートに暗証番号が書いてあったり、有料だったりします。ショッピングモールでも有料かそのレシートがモールの金券として使えるようになっていたりします。
改札がない
ヨーロッパではよくありますが、駅に改札がないです。電車の中で、切符チェックがあって、そこで持っていないと罰金で数十ユーロ取られます。
また、切符は駅間ではなく、エリアで金額が決まっているので、同じエリアであれば遠くても近くても値段が一緒です。
一回きりの切符の注意点は、打刻をしないといけない地域と、しなくてもいい地域があります。打刻を忘れると罰金です。打刻がない場合は買った瞬間から何時間以内とか決まっているので注意してください。
電車が遅れる
日本は電車が遅れないことで有名ですが、ドイツも同じかと思ったら、他のヨーロッパ同様普通に遅れます。ドイツ人も優秀な人は自動車業界に行くとか皮肉っぽいことを言っている人もいました。
ラップが切れない
噂には聞いていたのですが、ラップが本当に切れないです。ラップ自体が張りがなくてすぐ破けてしまいます。また箱についている紙のカッターが全然切れないのでハサミできっていつもグチャグチャになって本当にストレスになります。
無印良品でこのラップケースを買ったおかげで随分マシになりました。
ドイツの方がいいこと・便利だと思うこと
ゴミ箱がおおい
トイレは少ないですが、ゴミ箱は電車の中から、街中にいたるまであちこちにあります。ただし、こんなにゴミ箱が多いのに、結構ポイ捨てされてます。
よく考えると日本はゴミ箱がほんとうに少ないです。オウム事件以降、日本の駅や街中はゴミ箱が極端に減ってしまっているようです。
どこでもあいさつする
職場でもエレベーターでもお店でも挨拶します。
日本だと店はマニュアルとしてあいさつしますが、ドイツは自主的に挨拶しています。なので、日本ほど丁寧なあいさつではないです。
エレベータでは知らない人でも出るときにも挨拶をするので、最初はびっくりします。同僚とかだとトイレでもHiって感じで声をかけてきたりします。
イギリスではそこまではないので、ドイツはあいさつの教育が行き届いているのかと思います。あいさつっていいものだと改めて思いました。
深夜まで電車がやっている。
地域によりますが、終電がほぼなく、間隔は空きますが電車は夜遅くまでやっています。
通勤ラッシュがない
日本のような通勤ラッシュはありません。混んでいることもありますが、だいたい座れます。朝から疲れたりしないです。車社会なので車通勤もおおいです。
電車に自転車をのせられる
ドイツ人はピクニックが好きで、サイクリングも好きなので、大体の電車には自転車をのせることができます。街中の道路も自転車専用通路があったりすることがおおいです。
みんないい自転車を乗るからかもしれないですが、自転車は高いです。日本みたいな安いママチャリはないです。
アウトバーンは速度制限がない
有名なアウトバーンは速度制限がないので、みんあメチャクチャ飛ばします。走行車線は追い越したらすぐに車線変更しないと、自分より早い車が次々ときます。
ドイツ車がブレーキがよく効く理由がわかります。
その他違い
食事は昼がメイン
ドイツでは、温かい食事は昼に一回とるという文化があります。朝と夜はパンなどの冷たい食事を食べます。夜に食べ過ぎると眠れないとか言っています。昔は昼は家に帰って食事をして戻ってくるという文化もあったみたいですが、最近はそこまででもないです。
夜飲みに行くと、全然食べずにひたすら飲んでます。飲み会は日本と似ていて時間が長いです。店も2時間制とかないので、2次会、3次会とかでなく同じ店でずっと飲んでます。
誕生日は自分で祝う
誕生日は祝ってもらうのではなくて、自分で周りの人に感謝するという日になります。子供は誕生日会を開いて友達を呼びます。会社では自分でケーキやお菓子を買って振舞ったりします。
ヨーロッパでは結構自分で祝う文化はあります。
鼻をすするのはNG
風邪をひいたりして鼻をすする音はかなり不愉快な音になるようです。風邪をひいたら鼻をかみましょう。鼻をかむ音は大丈夫みたいです。
ドイツだと風邪など病気になったら有給とは別に休むことができます。なので、街中で鼻をすすってるのをみないのかもしれません。
風邪を引くと日本では病院にいって薬をもらって治そうとしますが、ドイツでは家で休んで安静にすることで治します。実際、風邪などは自己免疫で回復するしかないので、ドイツの考え方の方が正しいです。日本は無理して会社に行くので、症状を無理やり抑える薬が必要なので薬漬けになっています。
まとめ
文化が違うので、生活していると日本とドイツでは違いが色々あります。ただし、人に関しては個人差も結構あるので、働く上ではドイツ人と日本人で全然違うということはあまり感じません。
ドイツ人は残業はしないとか効率的だとか物事をストレートに言うとか言われていますが、これも結構個人差があります。傾向としては正しいですが、高給取りの仕事は結構残業しますし、話が長い人もいますし、人それぞれです。
グローバル化が進んでいるので、どこの国の人と仕事をしていても、個人差の方が大きい気がします。
コメント